ユーザーは、プログラミングが製品所有者または他の権限保持者の要件に従って正しく実施されていることを保証する責任を負う。このメカニックには、正しいラベルがエンジンコントロールユニットに貼付されていることを保証する責任もある。
注記: 以下は、法定速度制限要件がある市場でのみ適用される。プログラマーは、すべてのプログラミングが正しく実行され、速度制限が当該法定要件を満たしていることを確認する責任がある。走行速度制限(RSL)のプログラミングを実行するには、関係当局の証明が必要である。
注記: エレクトリカルシステムVERSION2は、個々のコントロールユニットへの直結を必要としない。すべてのプログラミングには、通信コネクターへの接続が使用される、
プログラムでは、製品をプログラムするための作業を選択できる。見つけやすいように、作業はファンクショングループ別に分類されている。
Tech Toolユーザーは、プログラミングが製品所有者または他の権限保持者の要件に従って正しく実施されていることを保証する責任を負う。このメカニックには、正しいラベルがエンジンコントロールユニットに貼付されていることを保証する責任もある。
注記: 以下は、法定速度制限要件がある市場でのみ適用される。
プログラマーは、すべてのプログラミングが正しく実行され、速度制限が当該法定要件を満たしていることを確認する責任がある。
走行速度制限(RSL)のプログラミングを実行するには、関係当局の証明が必要である。
注記: エレクトリカルシステムVERSION2は、個々のコントロールユニットへの直結を必要としない。すべてのプログラミングには、通信コネクターへの接続が使用される、
パラメータのプログラミングを使用すると、接続した製品に応じて、走行速度制限、クルーズコントロールの定義、ウインドシールドワイパーのタイマー、その他の既存の機能などの製品機能を設定することができる。
作業を開始すると、Tech Toolはただちに接続中の製品からすべてのパラメータの読み出しを開始する。
結果には、ユーザーのユーザーカテゴリに対して許可されているパラメータのみが表示される。
パラメータの詳細情報を表示するには、「詳細」列のアイコンをクリックする。
以下の情報が表示される。
注記: 現在のパラメータ値が不一致状態である場合、現在値は「不一致」と表示される。
探しているパラメータの文字を1つでも入力すると、パラメータが検索される。
注記: フィルターが設定されている場合、フィルターで絞り込まれたパラメータのみが検索の対象になる。
注記: 検索では指定文字列を含むパラメータIDまたは名前が検索される。例えば「ALV」という文字列を検索すると、P1ALVだけではなく、名前に「alv」が含まれるパラメータ (「valve」など) もすべてヒットする。
使用可能なコンボボックスを選択すると、コントロールユニット、ファンクショングループ、パラメータタイプ、またはパラメータ状態によりパラメータを絞り込むことができる。
接続中の製品に対応するコントロールユニットがすべて表示される。
コントロールユニットを選択すると、選択したコントロールユニットのパラメータのみが表示される。
注記: 1つのパラメータが複数のコントロールユニットに存在することがある。
接続中の製品に対応するファンクショングループがすべて表示される。
注記: あるファンクショングループが表示されない場合、製品のそのファンクショングループには使用可能なパラメータがない可能性がある。
ファンクショングループを選択すると、選択したファンクショングループのパラメータのみが表示される。
ユーザーが閲覧を許可されているパラメータタイプがすべて表示される。選択できるパラメータタイプは以下のとおりである。
パラメータタイプを選択すると、そのパラメータタイプのみがリストに表示される。
選択できる状態は以下のとおりである。
リストの行で値のフィールドをクリックすると、パラメータ値を変更することができる。
値には以下のタイプがある。
複合パラメータは複数の値で構成されるため、特定のタイプに制限されない多くの値で構成される可能性がある。
複合パラメータを変更するには、変更したいパラメータの値列で「追加>>」をクリックする。この操作により、さまざまな値を変更できる新しいウィンドウが開く。「OK」をクリックすると変更した値が適用され、「キャンセル」をクリックすると変更はすべて破棄される。
有料のパラメータに変更を加えた場合、Tech Toolは販売部品番号と取引条件を表示し、ユーザーに同意を求める。
注記: パスワード保護の機能は一部の市場でのみ使用することができる。
製品がパスワードで保護されている場合、Tech Toolは製品にパラメータの変更を適用する前に正しいパスワードを要求する。
製品に値をプログラムする前に、Tech Toolは変更されたパラメータを変更前および変更後の値とともにすべて表示し、ユーザーに確認を求める。
「プログラム」をクリックすると、接続中の製品でパラメータの更新が実行される。
無効なパラメータ値がある場合、Tech Toolに表示され、「無効なパラメータ」ボタンが有効になる。
このボタンをクリックすると、「無効なパラメータ」ウィンドウが開く。
無効なパラメータには、以下の2つのタイプがある。
パラメータのプログラミング作業における無効なパラメータの問題は、以下のようなことが原因で発生する可能性がある。
パラメータのプログラミング作業でパラメータを更新するときに、ユーザーの関与が直接的な原因となって問題が発生することはない。
無効なパラメータを修正するには、不一致または範囲外のパラメータに有効な値を入力するだけである。値をプログラムすると、変更が有効になる。
状況により、一部またはすべてのパラメータを更新できないことがある。
すべてのコントロールユニットは同じシャーシIDである必要がある。他とシャーシIDが異なるコントロールユニットがある場合、シャーシIDの逸脱として認識される。シャーシIDの逸脱がある場合、パラメータは一切変更することができない。
Tech Toolのトップページの「製品ステータス」に記載されているシャーシID逸脱情報を確認する。
製品から読み出されたソフトウェア部品番号がセントラルシステムに保存されているソフトウェア部品番号と一致しない場合、ソフトウェア不一致として認識される。
Tech Toolのトップページの「製品ステータス」に記載されているコントロールユニット情報を参照して、コントロールユニットのステータスを確認する。
コントロールユニットのプログラム作業を実行して、コントロールユニットのソフトウェアを最新版にアップデートする。
製品から読み出されたハードウェア部品番号がセントラルシステムに保存されているハードウェア部品番号と一致しない場合、コントロールユニットハードウェア不一致として認識される。セントラルシステムに未登録の新しいコントロールユニットが製品に取り付けられている場合にも、この状況が発生することがある。
Tech Toolのトップページの「製品ステータス」に記載されているコントロールユニット情報を参照して、コントロールユニットのステータスを確認する。
この制限は、製品から欠落しているコントロールユニット、またはソフトウェアがロックされているコントロールユニットに適用される。
セントラルシステムのデータに登録されているコントロールユニットが製品内で見つからない場合、欠落として表示される。コントロールユニットが切り離されている場合、またはコントロールユニットに問題があり、交換が必要な場合にこの状況が発生することがある。
注記: 読み出しを完了できないため、欠落しているコントロールユニットのパラメータは表示されない。
接続中の製品に対応するソフトウェアを、他のユーザーが同じまたは別のTech Toolクライアントを使用してダウンロードした場合、当該コントロールユニットはアップデートロック中として表示される。
コントロールユニットが欠落している、またはアップデートロック中である場合、当該コントロールユニットのパラメータは変更することができない。
Tech Toolのトップページの「製品ステータス」に記載されているコントロールユニット情報を参照して、コントロールユニットのステータスを確認する。
パラメータテンプレートとは、簡単に復元できるように保存されているパラメータ値のリストである。
ユーザーであれば、手動で変更可能なパラメータをまとめてテンプレートを作成することができる。
Tech Toolでは、選択中の製品に該当するすべてのテンプレートとテンプレート所有者に関する情報および最終変更日がリスト形式で表示される。
注記: テンプレートは製品ブランドの制約を受ける。そのため、Volvoトラックに基づいて作成されたテンプレートをMackトラックに使用することはできない。
注記: パラメータテンプレート機能は異なる測定単位設定には対応していない。例えば、メートル法を使用するユーザーによって作成されたテンプレートは、ヤード・ポンド法を使用するユーザーには表示されない。
新規テンプレートを作成するには、「新規」ボタンをクリックする。名前を付けて、テンプレートへのパラメータの追加を開始する。
パラメータの追加または削除は、すべて一括で行う方法と一度に1つずつ行う方法を選択できる。
ボタン |
説明 |
![]() |
選択したパラメータを追加する |
![]() |
選択したパラメータを削除する |
![]() |
すべてのパラメータを追加 |
![]() |
すべてのパラメータを削除 |
パラメータ値は、そのパラメータをテンプレートに追加するまで変更することができない。
テンプレートを編集するには、「編集」ボタンをクリックする。ユーザーインターフェースが編集モードに切り替わり、テンプレートの名前の変更、パラメータの追加または削除、テンプレートに含まれているパラメータ値の変更ができるようになる。
注記: テンプレートの編集は、そのテンプレートを作成したユーザーのみが行うことができる。別のユーザーによって作成されたテンプレートを編集することはできない。
テンプレートをエクスポートするには、「エクスポート」ボタンをクリックして、ファイルの保存場所を選択する。
テンプレートをインポートするには、「インポート」ボタンをクリックして、インポートしたいテンプレートを選択する。
以下の場合、テンプレートをインポートすることはできない。
テンプレートを削除するには、「削除」をクリックして、確認する。
注記: この操作は元に戻すことができない。不要なテンプレートであることを確認する。
テンプレートの適用を使用すると、テンプレートのパラメータ値が接続中の製品に適用される。適用されたパラメータは、パラメータリストに「変更済み」として表示される。
テンプレートは特定の製品に基づいているため、テンプレートを他の製品に適用するときには検証が行われる。以下のような検証が行われる。
「パラメータ値の保存」機能を使用すると、現在のパラメータ値が製品履歴に保存されます。この情報はTech Toolクライアントに保持されます。
フィルターが設定されている場合、フィルターで絞り込まれたパラメータのみが製品履歴に保存される。この場合、パラメータリストに実際に表示されているパラメータのみが保存される。
注記: 変更されたパラメータ値のうち、まだプログラムされていないものはすべて破棄される。実際の製品値のみが製品履歴に保存される。
注記: 現在のパラメータ値が不一致状態である場合、「不一致」と表示される。
注記: パラメータ値が複合タイプである場合、「複合」と表示される。
パラメータ値を印刷するには、Tech Toolメニューに移動して、「印刷」を選択する。
印刷機能では、パラメータリストに表示されている、フィルターで絞り込まれたパラメータのみが印刷される。
注記: 変更されたパラメータ値のうち、まだプログラムされていないものはすべて破棄される。実際の製品値のみが印刷される。
注記: 現在のパラメータ値が不一致状態である場合、「不一致」と表示される。
注記: パラメータ値が複合タイプである場合、「複合」と表示される。
コントロールユニットのプログラム作業を選択した後に、以下のステップに従う。
ソフトウェアが有料の場合、情報を読み、同意するチェックボックスをクリックする。
コントロールユニットまたはサブハードウェアを交換するときに、この作業を行う。ハードウェアの交換作業を選択した後に、以下のステップに従う。
注記: 通信ユニットは同時に3台まで交換できる。
損傷したコントロールユニットを変更する必要がある、または新しいコントロールユニットに更新する場合、セントラルシステムに接続されると、新しいコントロールユニットのソフトウェアがバックグラウンドで自動的に実行される。
オフラインで作業している場合、以下のステップに従う。
アップデートでサイズの大きいファイルをダウンロードする必要がある場合、アップデートを完了するにはUSBフラッシュドライブが必要になることがある。
USBフラッシュドライブは、ダウンロードしたファイルをTech Toolクライアントと車両との間で転送するときに使用する。
使用するUSBフラッシュドライブは、以下の仕様を満たす必要がある。
キャンペーン作業を選択した後に、以下のステップに従う。
オフラインで作業している場合、以下のステップに従う。
アクセサリーキット作業を選択した後に、以下のステップに従う。
ダウンロードしてプログラムするソフトウェアのキットナンバーがわかっている場合、以下のステップに従う。
オフラインで作業する場合、以下のステップに従う。
ハードウェアキットのキットナンバーがわかっている場合、以下のステップに従う。
注記: チェックボックスにチェックを入れて部品番号が正しいことを確認するまで、次のステップに進むことはできない。
オフラインで作業する場合、以下のステップに従う。
言語の変更作業を選択した後に、以下のステップに従う。
保存されたソフトウェアによるプログラム作業を選択した後に、以下のステップに従う。
プリンターが機能していることを確認する。プリンターにラベルシートを装填する。ラベルの印刷後、切り抜いてコントロールユニットに貼付する。透明の保護フィルムを上から貼って、ラベルを完全に覆う。保護フィルムがラベルの全周囲を数ミリ超えて覆うことが重要である。
エンジンラベルの作成作業を選択した後に、以下のステップに従う。
Tech Toolメニューからエンジンラベルの印刷を選択することもできる。詳細については、Tech Toolメニューを参照する。
コンポーネントの管理作業は車両のコンポーネントを交換する場合に使用する。この作業では車両から情報を読み出し、セントラルシステムのコンポーネントを新しいシリアル番号に置き換える。
注記: 最新情報を取得するためにセントラルシステムと接続している場合に、パラメータをプログラミングすることを推奨する。パラメータをオフラインでプログラミングすることもできるが、情報が正確であるという保証はない。オンラインでのプログラミングの後、セントラルシステムに再接続され次第、オーダーがセントラルシステムに送信される。
注記: ガイド付きパラメータプログラミング作業内で選択できる機能の数は、接続された製品によって異なる。
ガイド付きパラメータプログラミング作業を選択した後に、以下のステップに従う。
注記: 機能によっては、パラメータに関するさまざまな種類の情報を開くボタンが最大で4つある。
ボタン |
説明 |
機能 |
機能の全般情報 |
条件 |
機能を有効/無効化する条件。 |
図面 |
全体配線図図面内の移動方法は、診断の実行 (ステップ3/3)の場合と同じである。 |
パラメータ情報 |
パラメータ名、番号、機能に関する情報 |
注記: 機能有効状態は、「はい」または「いいえ」である。パラメータ値を変更するには、はいを選択する。
注記: ステップおよび表示されるインストラクションは、選択した機能によって異なる。
パラメータ値をテンプレートとして保存し、複数のトラックにアップロードできる。
位置 | 指定 | 説明 |
---|---|---|
1 |
ツールバー |
次の機能ボタンが利用できる。 |
|
グループ表示 - さまざまな論理グループでパラメータを表示する。Volvo Trucks、Volvo BusesおよびUD Trucksに適用。 |
|
|
MIDビュー- パラメータをコントロールユニット別に表示する。 |
|
|
顧客パラメータ - 顧客パラメータのみを表示する。 |
|
|
車両パラメータ - 車両パラメータのみを表示する。 |
|
|
すべてのパラメータ - すべてのパラメータを表示する。 |
|
|
連結パラメータ - 選択した製品IDと連結されたパラメータのみが表示される。 |
|
|
すべてのパラメータをジョブカードへ- すべてのパラーメータをジョブカードに保存する |
|
|
最小 - パラメータの最小値と制限パラメータを表示する |
|
|
最大 - パラメータの最大値と制限パラメータを表示する |
|
|
テンプレートモードへ - ボタンをクリックすると、テンプレートモードへ移る。 |
|
2 |
論理グループ/コントロールユニットウィンドウ |
このフィールドには機能ツリーがあり、アクティブなビューに応じて論理グループまたはコントロールユニットを選択できる。 |
3 |
分割ライン |
ラインをドラッグして論理グループ/コントロールユニットウィンドウとパラメータリストの相対的な大きさを変更する。 |
4 |
続けるボタン |
このボタンをクリックして、プログラミングを継続する。 |
5 |
パラメータ説明 |
パラメータがパラメータリストでハイライトされている場合、パラメータの詳細な説明が、紹介文フィールドで取得できる。紹介文フィールドで本情報を読み出すには、作業メニューでデフォルト情報を選択する。 |
6 |
パラメータリスト |
ここには、論理グループまたはコントロールユニットで利用可能なパラメータが一覧表示される。 |
7 |
ステータスバー |
Tech Toolと車両との間、およびTech Toolとセントラルシステムとの間の通信ステータスが表示される。通信が確立すると、接続アイコンが表示される。プログラムがシミュレーターモードの場合、ここにシミュレーターという文字 (黄色のフィールド) が表示される。 |
注記: VCEには適用されない。
このボタンをクリックして、パラメータを論理ファンクショングループのグループごとに表示する。
この表示方法では、論理グループ区分が表示される。以下にグループの例を示す。
論理グループ |
---|
クルーズコントロール |
エンジン |
インストルメント |
パワーテークオフ |
安全 |
速度 |
トランスミッション |
車両 |
ここには、論理グループで利用可能なパラメータが一覧表示される。論理グループの任意のパラメータが、複数の異なるコントロールユニットに存在することがある。
このボタンをクリックして、パラメータをコントロールユニットごとに表示する。
この表示方法では、論理グループ/コントロールユニットウィンドウに車両/マシンコントロールユニットが一覧表示される。以下は、コントロールユニットの例である。
コントロールユニット |
---|
エンジンコントロールユニット |
インストルメント |
ビークルコントロールユニット |
エアサスペンション、車両 (北米モデルには適用されない) |
ここには、該当するコントロールユニットで利用可能なパラメータが一覧表示される。
すべてのパラメータを表示したい場合、MIDのプルダウンメニューで「すべて」を選択する。
パラメータのグループ表示またはコントロールユニット表示を選択すると、右側のフィールドにパラメータリストが表示される。
フィールドは多数の列に分かれている。
列の見出し | 説明 |
---|---|
ID |
パラメータのID。言語に関係なく、IDは共通である。 |
名前 |
パラメータの説明。 |
最小 |
パラメータの最小値を表す。 |
値 |
現在のパラメータ値。 |
最大 |
パラメータの最大値を表す。 |
単位 |
パラメータに使用する単位のタイプ。 |
パラメータリストには、2つのタイプのパラメータ、顧客および車両パラメータを含めることができる。一方または両方のタイプのパラメータを表示できる。
顧客パラメータと車両パラメータとを区別するため、車両パラメータIDの左にアイコンが表示される。図を参照する。アイコンは、そのパラメータをプログラムするためにはセントラルシステムに接続していなければならないことを示す。
車両パラメータはユーザーに変更の権限がある場合のみ表示される。
パラメータリストのパラメータは、数値または多項選択になっている。列の見出しをクリックすると、パラメータを並べ替えることができる。
新しい値を入力すると、古い値が上書きされる。
ユーザーは複数の既定値から1つだけ選択できる (例:「はい」または「いいえ」)。
多項選択パラメータを選択すると、このようになる。
パラメータリストの読み出しと検索を容易にするため、顧客パラメータと車両パラメータの両方または一方を表示することができる。顧客パラメータと車両パラメータの両方が同時に表示できる。
表示するパラメータのタイプをパラメータリストで選択する方法は、以下に記載されている。
この機能ボタンをクリックすると、パラメータリストに顧客パラメータのみが表示される。
この機能ボタンをクリックすると、パラメータリストに車両パラメータのみが表示される。
この機能ボタンをクリックすると、パラメータリストに顧客パラメータと車両パラメータの両方が表示される。
このボタンを押すと、すべての読み出しパラメータがジョブカードに保存される。ボタンがアップの場合、変更されたパラメータのみがジョブカードに保存される。
この機能ボタンをクリックすると、選択した製品IDと結合されたパラメータのみが表示される。製品IDは、会社-エレクトリカルシステムの組み合わせである。この機能は、Volvo Trucks、Volvo BusesおよびUD Trucksに適用される。
数値パラメータの最小/最大値は、別のパラメータの値に依存する可能性がある。最小/最大制限機能は、限界値、および依存するパラメータの値を示す。ボタンはツールフィールドに配置されている。
ダイアログボックスにアクセスするには、以下のインストラクションに従う。
選択したパラメータの最小値のダイアログボックス。最大値のダイアログボックスは、最小値のダイアログボックスと同様である。
例
最小/最大制限機能の仕組みを図に基づいて説明する。
パラメータHWを500 rpmに変更するには、最初にパラメータDCの値を500 rpmに変更する必要がある。
パラメータの詳細な説明を入手するには、以下のように操作する。
パラメータのプログラミングは2つの段階に分けて行われる。
パラメータ値の変更後、続けるをクリックするとプログラミングダイアログが開始される。ダイアログウィンドウに以下が表示される。
ダイアログボックスでは、以下の処置を実行できる。
プログラミングダイアログでプログラムを選択すると以下が実行される。
パスワードの入力が必要なダイアログボックスが表示される。
注記: パラメータプログラミング終了後、表示に別の単位を選択すると、パラメータは全く同じ値ではないことがある。
このボタンをクリックして印刷を開始する。または、Tech Toolメニューから印刷を選択する。
印刷内容は、アクティブになっているプログラムビューによって異なる。
パラメータを印刷するときは、選択したグループ/コントロールユニットを印刷するか、すべてのグループ/コントロールユニットを印刷するかを選択する。
このセクションでは、パラメータプログラミング用テンプレートの作成、編集、応用について説明する。テンプレートの使用は、同じ一連のパラメータおよび値を使用して複数の車両をプログラムする必要がある場合に役立つ。また、プログラミング手順を高速化できる。
ファンクショングループ1整備および保守の17030-3 パラメータ、プログラミング作業に移動する。作業を開始する。右上のシンボル (1) をクリックすると、テンプレートモードに入ることができる。
テンプレートを使用したパラメータプログラミングのメインメニューが表示される。
下のテーブルでは、パラメータプログラミング時のテンプレートモードのメインメニューについて説明する (場所については図を参照する)。
位置 | 指定 | 説明 | |
---|---|---|---|
2 |
ツールバー |
次の機能ボタンが利用できる。 |
|
|
新規テンプレート:新規テンプレートが作成され、名前が付けられる。 |
||
|
テンプレートの編集:テンプレートのパラメータの追加または削除は、編集モードで行う必要がある。 |
||
|
テンプレートを閉じる:開いているテンプレートを閉じる。 |
||
|
テンプレートの削除:選択したテンプレートを削除する。 |
||
|
テンプレートの保存:テンプレートに加えた変更を保存する。 |
||
|
テンプレートのコピー:テンプレートをコピーする。 |
||
|
テンプレートのインポート:テンプレートをインポートする。 |
||
|
テンプレートのエクスポート:テンプレートをエクスポートする。 |
||
|
テンプレートにパラメータを追加:パラメータリストのパラメータをテンプレートに追加する。 |
||
|
テンプレートからパラメータを削除:パラメータをテンプレートから削除してパラメーターリストに戻す。 |
||
|
テンプレートの適用:このボタンをクリックして、選択した車両にテンプレートを適用する。 |
||
3 |
テンプレートウィンドウ |
このフィールドには、これまでに作成したさまざまなテンプレートが含まれている。 |
|
4 |
テンプレートに含まれているパラメータ |
フィールド (3) でテンプレートを選択すると、そのテンプレートの内容がこのリストに表示される。 |
|
5 |
ツールチップ、パラメータに関する情報 |
カーソルがフィールド (4) のリスト中のパラメータを通過すると、パラメータに関する情報が表示される。 |
|
6 |
コントロールユニットウィンドウ (MID) |
さまざまなコントロールユニット (MID) が表示される。作成または編集するテンプレートが適用されるコントロールユニットを選択する。利用できるすべてのコントロールユニットからパラメータを選択できる。 |
|
7 |
パラメータリスト |
ここには、車両の選択したコントロールユニットに対して利用可能なパラメータが一覧表示される。 |
テンプレートを使用するパラメータプログラミングには、表示と編集の2つの基本モードがある。表示モードでは、既存のテンプレートの表示とテンプレートのインポートおよびエクスポートを行うことができる。
編集モードでは、テンプレートの作成、削除および保存、テンプレートへのパラメータの追加、テンプレートからのパラメータの削除、さらには、選択した製品へのテンプレートの適用も行うことができる。追加情報については、次の章を参照する。
既存のテンプレートが表示される。下図では、テンプレートテンプレート1がメインメニュー (8) から選択されている。テンプレート1は、DX、9G、DNという3つのパラメータで構成されている。これらのパラメータは左のパラメータリスト (9) から選択されている。
任意のテンプレートを別のTech Toolコンピューターで使用することもできる。一方のコンピューターから目的のテンプレートをエクスポートして、別のコンピューターにそのテンプレートファイルをインポートするだけである。
注記: 上図では、エクスポートおよびインポート手順の「インポート部分」のみが示されている。
テンプレートを新規作成するには、ツールバーで新規テンプレートのシンボルをクリックする。ダイアログウィンドウが開き、テンプレートに名前を付けることができる。
ツールバーでテンプレートの編集のシンボルをクリックし、編集モードに入る。テンプレートウィンドウで新規テンプレートの名前をダブルクリックしても編集モードに入ることができる。編集モードでは、テンプレートの修正、パラメータの追加または削除、テンプレートの削除などを行うことができる。詳細および説明については、下記を参照する。
下図は、テンプレート1 (8) のテンプレートが作成されたところである。編集モードに入り、パラメータリストからパラメータDX、9GおよびDNをテンプレート (9) へ追加するように選択している。
ここで、パラメータAUをテンプレートに追加することにする。ツールバーでテンプレートにパラメータを追加のシンボルをクリックする。パラメータリストで目的のパラメータをダブルクリックする方法もある。テンプレートにパラメータを追加と書かれたボタンが表示される (9)。そのボタンをクリックすると、パラメータがテンプレートに追加される。キーボードのShiftキーまたはCtrlキー (パラメータが連続していない場合) を押したまま操作すると、同時に複数のパラメータを選択することができる。パラメータの選択およびテンプレートへの追加がすべて完了したら、ツールバーでテンプレートの保存のシンボルをクリックすると、テンプレートが保存される。テンプレートからパラメータを削除したい場合、ツールバーで テンプレートからパラメータを削除のシンボルをクリックする。テンプレートのパラメータウィンドウ (4) で目的のパラメータをダブルクリックする方法もある。テンプレートを閉じるには、テンプレートを閉じるのシンボルをクリックする。テンプレートを閉じるとメインメニューに戻る。
テンプレートを削除したい場合、ツールバーでテンプレートの削除のシンボルをクリックする。削除の確認を求めるダイアログウィンドウが開く。
パラメータプログラミングでテンプレートのパラメータ値を適用するには、テンプレートを選択し、テンプレートの適用ボタンをクリックする。
例:パラメータリスト (7) からパラメータDX、9GおよびDN (4) が選択されている。パラメータ9Gに関する追加情報 (5) を確認できる。このパラメータの対象となる作成済みのテンプレートはテンプレート1 (3) と呼ばれる。テンプレートを使用するために、ツールバー (2) でテンプレートの適用のシンボルをクリックする。テンプレート値の適用の確認を求めるダイアログウィンドウが開く。
注記: いかなる状況でも、再プログラミングなしに、故障診断または修理のためにコントロールユニットを製品間で入れ替えることはできない。コントロールユニットの誤設定が人身事故または製品の損傷につながる可能性がある。
注記: コントロールユニットの部品番号とセントラルシステムに保存されている部品番号が異なる場合、システムは適切なコンバージョンキットの有無を自動的に確認する。このような場合、ユーザーがコントロールユニットの再プログラミングを選択すると、ダイアログウィンドウが開き、作業をやり直して、コントロールユニットの交換を選択するようにユーザーに求める。
注記: 車両の電子部品 '98にのみ適用される。エンジンコントロールユニット、ビークルコントロールユニットまたはインストルメントコントロールユニットを交換する場合、通信アウトレットへの接続を最初に行い、現在およびログ済みの値をコピーできるようにする。この後、コントロールユニットへの直結が可能となる。これら3つのコントロールユニットへの接続には専用配線を使用する必要がある。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
キャンペーンプログラミングは適切なメッセージが送信された場合にのみ使用できる。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
注記: 一部のキャンペーンでは、ハードウェアまたは部品番号を交換するときに、ユーザーに気付かれることなくコンバージョンが自動的に実施される。ユーザー自身がコンバージョンを実施しなければならないキャンペーンの場合、ユーザーに通知される。
注記: 現在、北米市場では、英語、フランス語、スペイン語のみがサポートされている。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
この作業は、正しいオドメーター読み取り値をインストルメントの交換用コントロールユニットに組み込むときに使用する。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
注記: この作業は、タコグラフ付き製品には適用されない。
マシン時間パラメータが実際の値と一致しない場合、この作業を使用して修正する。この作業は、マシン時間パラメータを保存元のコントロールユニットから読み出し、エンジン時間をエンジンコントロールユニットから読み出す。エンジン時間パラメータは修正できず、参照値としてのみ使用される。
修正の実行:
総走行距離パラメータが実際の値と一致しない場合、この作業を使用して修正する。この作業は、総走行距離パラメータを保存元のコントロールユニットから読み出し、マシン走行距離をエンジンコントロールユニットから読み出す。マシン走行距離は修正できず、参照値としてのみ使用される。
修正の実行:
この作業は、ソフトウェアのアップデートが必要なアクセサリーを購入した場合に使用する。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
作業完了後、新しいソフトウェア/ハードウェアが現在のシャーシID/シリアル番号に対して用意される。ソフトウェアをダウンロードするには、MID XXX コントロールユニット、プログラミング作業またはMID XXX コントロールユニット、キャンペーン作業を使用することができる。
中間ストレージのコントロールユニットを交換する場合、この作業を実施する必要がある。コントロールユニットを交換し、新しいコントロールユニットの部品番号が古いコントロールユニットのものと異なる場合、セントラルシステムの情報をアップデートする必要がある。通常モードでは、これは自動的に行われる。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
作業完了後、新しいソフトウェア/ハードウェアが現在のシャーシID/シリアル番号に対して用意される。ソフトウェアをダウンロードするには、MID XXX コントロールユニット、プログラミング作業またはMID XXX コントロールユニット、キャンペーン作業を使用することができる。
注記: 排出ガスレベルの交換は、北米モデルには適用されない。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
利用可能な排出ガスレベル交換のリストが表示される。排出ガスレベル交換が利用できない場合、これに関する情報がダイアログボックスに表示される。
プログラミングが終了すると、ラベルが印刷される。
OK (1) をクリックする。
注記: 旧型システムは新型よりも多少不安定であるため、旧型コントロールユニットのプログラミングは特に慎重に行うことが重要である。
注記: 旧型のコントロールシステム (D12A, EDSおよびDIS) では、コントロールユニットにシャーシIDは保存されない。
注記: 旧型のEDCコントロールシステムが使用されている場合は、Tech Toolを再起動する必要がある。
製品シャーシIDが必要な場合は、以下のダイアログボックスが表示される。
注記: 正しい製品シャーシIDが入力されていることを確認する。
利用可能なパラメータのパラメータリストが表示される。作業の接続情報が画像フィールドに表示される。
変更されたパラメータ設定を確認する画面が表示される。
注記: 正しいシャーシIDを印刷するには、正しいシャーシIDを入力することが重要である。
パラメータリストは、作業が開始されると右側のフィールドに表示される。
フィールドは多数の列に分かれている。
列の見出し | 説明 |
---|---|
ID |
パラメータのID。言語に関係なく、IDは共通である。 |
名前 |
パラメータの説明。 |
最小 |
パラメータの最小値を表す。 |
値 |
現在のパラメータ値。 |
最大 |
パラメータの最大値を表す。 |
単位 |
パラメータに使用する単位のタイプ。 |
パラメータリストのパラメータは、数値または多項選択になっている。
新しい値を入力すると、古い値が上書きされる。
ユーザーは複数の既定値から1つだけ選択できる (例:「はい」または「いいえ」)。
多項選択パラメータを選択すると、このようになる。
注記: 列の見出しをクリックすると、パラメータを並べ替えることができる。
パラメータの詳細な説明を入手するには、以下のように操作する。
パラメータのプログラミングは2つの段階に分けて行われる。
パラメータ値の変更後、続けるをクリックするとプログラミングダイアログが開始される。パラメータダイアログボックスが開く。ダイアログウィンドウに以下が表示される。
ダイアログボックスでは、以下の処置を実行できる。
注記: いかなる状況でも、再プログラミングなしに、故障診断または修理のためにコントロールユニットを製品間で入れ替えることはできない。コントロールユニットの誤設定が人身事故または車両の損傷につながる可能性がある。
ウィンドウに利用可能なデータセットが表示される。
キャンペーンプログラミングは適切なメッセージが送信された場合にのみ使用できる。
注記: この作業では、セントラルシステムに接続する必要がある。
注記: 一部のキャンペーンでは、ハードウェアまたは部品番号を交換するときに、ユーザーに気付かれることなくコンバージョンが自動的に実施される。ユーザー自身がコンバージョンを実施しなければならないキャンペーンの場合、ユーザーに通知される。
利用可能なキャンペーンのリストが表示される。利用できるキャンペーンがない場合、その情報がダイアログボックスで表示される。
プログラミングが完了すると、ラベルが印刷される。
OK (1) をクリックする。
注記: 排出ガスレベルの交換は、北米モデルには適用されない。
利用可能な排出ガスレベル交換のリストが表示される。排出ガスレベル交換が利用できない場合、これに関する情報がダイアログボックスに表示される。
プログラミングが完了すると、ラベルが印刷される。
OK (1) をクリックする。